学生ローンの社会的な位置づけ

学生ローンは社会的に蔑視される傾向が強いが、それは学生ローンを実際に利用する者の意ではない。あくまでも第三者の憶測と金貸し=「悪」という固定観念からくるものだ。
ここでは学生ローンの本質を解明すべく、社会的な位置づけを検証してみたい。

学生ローンは学生であれば誰でもキャッシングができる便利なものである。
しかしながら学生ローンを社会的な位置づけから評価した場合、お世辞にも社会貢献しているとは言いがたいのかも知れない。むしろ邪悪な存在と思う人間もいるほどだ。
しかしどうだろうか、ただでさえ学生に貸し付ける消費者金融は少ない上、学生などの若者がお金を消費しない時代に、学生ローンが無くなった場合、経済効果は大幅に減退するだろう。
学生はコンパや友人同士で旅行など、以外と日本経済に貢献しているのだ。
コンパや旅行には当然金が掛かるが、それらに参加する学生全員が現金で賄えるとは限らない。そのような学生たちが学生ローンを利用するのだが、ここで一つ考えてもらいたい。

もし、学生ローンが無かった場合、旅行等の資金を用意できなかった学生は仲間との行動を断念せざるを得ない。これは単に日本経済に及ぼす影響だけに留まらず、大切な人間関係を構築する機会を失うのだ。旅行やコンパなどは単なる娯楽かも知れないが、健全な精神というものはこうした人との触れ合いの中で育まれていくものである。
金は人を変えると言うが、金が原因で仲間と共に行動ができなかったことが、精神を歪めてしまうことだってあるのだ。
それらを考慮すると、学生ローンの社会的貢献度というテーマで評価したならば、「全く無い」とは言いがたく、条件付ではあるが多少貢献をしているとも言えるのではないだろうか。

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